株式会社リブドゥコーポレーション 〜SDGsを起点に描く私たちの「2030年ビジョン」〜

 

どんな背景から、この研修・イベントを企画・実施しようと思ったのですか?

2030年に中心的役割を担う年齢層を中心に、『2030年ビジョン』を考えるプロジェクトチームを発足しました。『2030年ビジョン』を検討するにあたって、今後、直面する課題や社内外の環境分析を行う中で、SDGsの考え方、重要性を学ぶことが必須であるとの想いから、プロジェクトメンバー向けにSDGsを学んでもらう機会を設けました。

 

実際に研修・イベントを行ってみた率直な感想は?

事前学習がほとんどない中で、ワークショップを通じてSDGsの概念や考え方、当社の事業活動と社会との連動性を学ぶことができ、今後、『2030年ビジョン』と中長期経営計画の策定にあたって、強く意識しなければならない要素だと、メンバー全員の共通認識となりました。

 

 

研修・イベントで印象深かった出来事、シーンは何ですか?

今回のゲーム方式によるワークショップは、社内のプロジェクトメンバーのみの参加であり、コミュニケーションや事象共有などはスムーズに進められた印象です。前半は競争意識や部分最適の意識が強く出ていましたが、後半は、共存・共栄の意識に変化していったプロセスは大変印象的でした。

参加者の方のコメント、アンケートで印象深いものは何ですか?

参加者メンバー共通の感想、気づきは以下のとおりです。

(1)どのように当社の事業と結びつけるか、ストーリーを持って展開できるのか、企業として、取り組むべき課題であると再認識しました。

(2)最初は、「自分の利益が確保できたらいい」という考え方でしたが、より良い社会を実現していくためには、全体最適を意識して投資すべき事業の選択を考えなければいけないと感じました。

(3)自社だけではできることに限界があり、パートナーシップを強化することで、社会全体で最大限の成果を生み出すことができることを実感しました。

 

 

御社にとっても持続可能とは何ですか?

企業理念(価値創造・未来開拓・無限脱皮)の価値観に沿い、介護と治療をベースとする事業領域において、生きる力を応援し続けることだと考えています。

この記事を読んでいる読者の方にコメントをいただけますか?

SDGsをゲーム感覚で楽しく実体験することで、さまざまな視点からの学びや気づきが生まれます。とても大切だけれども、どうしても普段は意識しにくい2030年とSDGsの世界をぜひ実体験してみてはいかがでしょうか。

 

 

最後にひとことお願いします!

私達「株式会社リブドゥコーポレーション」は、「介護」と「治療」の両分野で、一人ひとりの「生きる力」を応援する企業です。

今回、これからの当社の将来(2030年ビジョン)を考えるにあたって、SDGsを意識し始めたのは最近のことであり、まだまだ学びの最中です。しかしながら、変化し続ける社会から永続的に必要とされる企業となるために、必ず意識すべき要素であることは間違いありません。プロジェクトメンバー以外の社内への展開・推進に加え、『2030年ビジョン』が価値あるものに仕上がるよう、磨きをかけていきたいと思います。

インタビューに答えてくださった方:
株式会社リブドゥコーポレーション
取締役 宇田 知仁