SDGsはその採択文章でもうたわれているとおり「最高に野心的かつ変革的なビジョン」として設定されています。
この「野心的」かつ「変革的」とはどういうことでしょうか?
それは「ありきたりの改善の積み重ねでは達成できない」ということであり、「今のままの延長線上にはない未来を目指している」ということを意味しています。
ビジネスの世界ではよく言われる話ですが、例えばある製品の性能を10%向上させるという目標の場合、人はなんとか改善によって対応しようとします。しかし性能を10倍にあげるという目標をおいた場合、通常考えうる改善では歯が立たないため、根本から発想を変えることが必要になります。
SDGsは後者のタイプの目標です。
つまり、ともすれば達成までの具体的な道のりがすぐには見えないような、非常にチャレンジングなビジョンが掲げられているのです。
だからこそ2030SDGsのゲーム終了後にはこんな声がよく聞かれます。
- 「自分としては理解できるけど、実際企業で取り組むのは難しい」
- 「(ゲームをやるために集まった)ここにいる人のように意識が高い人はごく一部で、そうではない人がたくさんいる(から実現は厳しい)」
- 「自分のできることがあまりに小さすぎ、焼石に水であるような感じがして、無力感におそわれる」
それはある意味、当然の反応でもあります。ほぼすべての人が、多かれ少なかれこうした理想と現実のギャップを感じるのだと思います。
そんな中、どうしたらこの「理想と現実のギャップ」を超えて私たちは進んでいけるのでしょうか。
理想と現実のギャップに打ちのめされることなく、いかにしなやかに強く、そして自分らしい力を発揮していく、そんな状態を志向するすべての人におすすめのイベントです。
特にこんな人におすすめです
- 自社や目の前の顧客だけでなく、もっと社会全体や世界のためになる仕事をしたい人
- よりよい世界を作ることに関心はあるけれど、同時に自分の無力さを感じる人
- しなやかに力強い自己、という言葉にひかれる人
- 行動が十分できていない自分を責める傾向が強い人
- 世界で起きていることに関心をもたない人に、怒りを感じている人
かくいう私、稲村(※イマココラボ代表=本セミナーのファシリテーター)も、世界の状況に疑問を持ちながらも具体的な行動をすることができない時間を長く過ごしてきました。
世界には打たれ強く、熱意に溢れたスーパーマンがいます。でもわたし自身はそうではありませんでした。理想と現実のあまりに大きなギャップを前にしたときに無力感で動けなくなる、いわば普通の人間です。そして今回のイベントはわたし自身がそうした理想と現実のギャップを超えて動き出すに至った体験の一部をシェアできればと思い企画しました。
お会いできること、楽しみにしています。
【SDGsゲーム経験者限定】しなやかで強い自己を引き出す内的アプローチ
概要
「うまくいく可能性が高かろうが低かろうが、バーンアウトすることなく自分が行きたい道を行く」。そんな”しなやかで強い自己を”誰もが持っていますし、発揮することができます。
自己啓発セミナーにありがちな「ありたい姿やゴールを描いて努力で自己実現をする」という目標達成とは異なるアプローチで、そんな自分の可能性を感じてみてください。
プログラム内容
18:45 開場
19:00-19:30 チェックイン
19:30-19:50 氷山モデルと内的アプローチ
20:00-21:10 ワーク
21:10-21:30 チェックアウト
※プログラム内容は当日の参加者に合わせて変更になる可能があります
▼プログラムの日程およびお申込み
11月10日(金) 19:00~21:30 ※開催終了
12月6日(水) 19:00~21:30 ※開催終了
こちらよりお申込みください
※以降の日程は順次公開します。メルマガでも日程のご案内します。