イマココラボは2016年の設立当初より、環境や社会問題を含む世界（外側の世界）に変化を起こすためには、それらの一部である人々の意識、つまり個々人の考え方、価値観、世界観（内側の世界）の変容が大切だと考えてきました。逆に個々人の意識の変容がないまま、いくら世界の問題を解決しても、違う問題が再生産されるとも考えています。

そして、個々人の意識・世界観（内側の世界）が経済・環境・社会（外側の世界）にいかに影響を与えるかを体験するための「2030SDGsカードゲーム」を2016年に開発し、このゲームは全世界30か国に展開され、35万人以上の方々に体験していただくことができました。2019年にはニューヨークの国連本部でも実施され大好評を得ることができました。

「2030SDGsカードゲーム」が有名になりすぎたこともあり、SDGsが弊社事業の中心だと思われてしまっていますが、設立当初からの想い（個々人の内側の世界の変容、成長）を新しい感覚で実現するために新規事業を立ち上げることにしました。

社会人としてしばらく働いてみて、さらなる成長をしたい、可能性を拡げたい、生きることと仕事をすることを一致させたい、そんな30歳前後の人に仲間になってほしいと思っています。以下に条件等色々書いていますが、最後はやる気が大切です。経験がなくてもチャレンジ精神がある方、お待ちしております！

イマココラボを立ち上げてもうすぐ7年になります。7年弱走ってみて設立当初の想いをより新しい感覚で具現化するために初めて採用活動をすることにしました。（今現在メンバーは10名程度で、今まではご縁採用（知り合い経由）だけでした）　なぜこの事業なのかというと、私が一番得意としている領域だからです笑
もう少し補足すると、冒頭にこのように書きました。

「環境や社会問題を含む世界（外側の世界）に変化を起こすためには、それらの一部である人々の意識、つまり個々人の考え方、価値観、世界観（内側の世界）の変容が大切だと考えてきました。逆に個々人の意識の変容がないまま、いくら世界の問題を解決しても、違う問題が再生産されるとも考えています。」

私自身は「外側の世界」の変容よりも「内側の世界」つまり、人の考え方、価値観、世界観の変容により興味があります。もっと平たく言うと人の成長にとにかく興味があります笑
（前ほどではないですが、自分の成長にも興味があります）
そのため、私にとってこの事業を立ち上げ推進することが、関わる人の成長に一番寄与できると思っているからです。では、仕事を通じて人が成長するために必要なこととは何でしょうか？
それに関して書いてみたいと思います。

まず先に、仕事を通じて人が成長するために必要な3つの条件はこれらだと考えています。

1.どんな仕事をするか（どんな事業に関わるか）
2.誰と仕事をするか
3.何歳か

では順番に詳細を説明してみます。

1.どんな仕事をするか
（どんな事業に関わるか）

1つ目は、どんな仕事をするか（どんな事業に関わるか）、です。
多くの人にとって長いビジネスパーソン人生で、本当に成長できる環境で仕事をできるタイミングは10〜15年に1度くらいしか訪れてこないと思います。これは、自分自身の経験からでもそうですし、関わる人や企業を見てきてもそうだと思います。

先にも書きましたが私は以前の職場で1万人以上いる会社の中で年間最優秀賞を受賞しました。それは私が優秀だからと言いたいわけではなく、会社が注目して力を入れているプロジェクトに携わることが出来たから、そこでプロジェクトマネージャとして成功に導くことが出来たからです。逆に、社内で注目されていない仕事・事業だと会社として投資することもできませんし、切磋琢磨し合うメンバーも集まってきません。結果としてチャレンジングしがいがある環境にならない可能性が高いです。

これを読んでいて「それは理想だけど仕事や事業を自分で選べられない」と思うかもしれませんが、自分自身の経験からも、関わる人や企業を見てきた経験からも、多くの人にとって10〜15年に1度は必ずその機会が巡って来ると思います。

2.誰と仕事をするか

2つ目は、誰と仕事をするか、です。
もっと具体的に言うとどんな上司・先輩と仕事が出来るかです。

私自身のお話をすると、新卒で入った会社で28歳くらいまでには、任された仕事をバンバンこなし結構仕事が出来ていると思っていました。そう、思っていただけでした。
そして28歳で配属されたプロジェクトのプロジェクトマネージャに出会って衝撃を受けました。仕事に対する考え方、進め方、スピード、お客さんとの折衝力のどれをとっても段違いで、天狗になりかかっていた私の鼻は完全にへし折られました。その人との数年間があったおかげで今の私があると言っても過言ではありません。そこで学んだことが私にとってビジネスのすべての基礎になっています。

そんな経験を持ちながら、その後20年以上、周囲にいる多くのビジネスパーソンを見てきましたが、成長しているほとんどの人は、上司・先輩に恵まれた期間があります。逆に上司・先輩がイマイチで、それを半面教師に使って成長できた人はゼロではないですがほとんど皆無だと思います。
そのため、誰と仕事をするかが成長するために極めて重要なのですが、「それが理想だけど普通は上司・先輩を選ぶことができない」と思う方がほとんどだと思いますし、実際に上司ガチャで運任せになるところがあると思います。

一方でスキルがまだまだでも、例えば社内プロジェクトの応募が出た時に、自分から手を挙げて積極的に行動することによって道が開けることもあります。そして、そのようなプロジェクトには優秀な人が集まりやすく、優秀な先輩に出会う可能性が高まります。このように、成長するためには積極性ややる気も大切な要素になってきます。

3.何歳か

3つ目は、何歳か、です。
ビジネスパーソンとして成長できる年齢は、ずばり30歳（プラスマイナス3歳）までだと思います。

これも周囲にいる多くのビジネスパーソンを見てきて感じたことです。理由は、シンプルに30歳までは多くのことをスポンジのように吸収できるからです。そして、30歳までに自分というスポンジに吸収したスキル、仕事の型をアレンジしてその後のビジネスを行っていく感じだと思います。30歳までにビジネスパーソン人生が決まる、と言ってもいいかもしれません。
なので、2つ目に書いた30歳までにどんな上司・先輩と仕事が出来るかが、とにかく大切になってきます。優秀な上司・先輩から優れたスキル、仕事の型を吸収出来ればそれは財産になります。逆に残念な話ですが、あまり優秀ではない上司・先輩から吸収して出来上がったスキル、仕事の型を30歳を過ぎてから変えようと思ってもなかなか変えることが出来ません。
もちろん、出来上がった自分を壊して変えていったり、他者からのアドバイスや新しい考えを受け入れる素直さがあれば、30歳以降でも変化はできます。しかし実際には、その数はあまり多くないと思います。

これらの3つの条件がそろった上で、最後にもう1つ重要なのはその機会を活かせるかどうかです。条件がそろっていても、その機会を活かすかどうかは結局その人次第です。そしてその条件を活かすたった1つの大切なことは、目の前に顕れた仕事に対して常に本気で取り組むかどうか、です。

ここまでが人が飛躍的に成長するために必要な3つの条件（プラス1の本気）になります。
さて、今回の採用の話に戻すと、1つ目の「どんな環境で仕事をするか（どんな事業に関わるか）」は、今回の新規事業そのもの、そして関わる企業のプロジェクトそのものが、成長できる環境になることは間違いありません。

そして、2つ目の「誰と仕事をするか」に関しては、私自身がその上司・先輩であれると思いますし、もう1人の共同代表の稲村も、同じように仕事を通じて、多くの学びをもたらしてくれると思います。他のメンバーもみんな魅力的で、人の進化、変容、成長が一番の関心ごとです笑

3つ目の「何歳か」はもちろん30歳（プラスマイナス3歳）であればいいですが、そうでない場合でも、やる気と素直さがあれば超えていけると思います。
人が成長するための3つの条件を手に入るためにも、ビジネスパーソンとして、人として飛躍的に成長するためにもぜひチャレンジしてみてください。

こんな想いで採用活動を行うことにしました。
いいご縁があることを願っています。
ご興味のある方、ぜひ以下の問い合わせからご連絡ください。

最後に、この事業のPurposeを記載します。

代表プロフィール

一般社団法人イマココラボ
共同創業者 ／ 共同代表

村中 剛志 ｜ むら

大学卒業後、日本アイ・ビー・エムに入社。ITエンジニア、プロジェクトマネージャとして活躍後、8,000人の組織を率いる役員補佐を担当しグローバルオペレーションを学ぶ。その後IBMビジネスコンサルティングサービスに参画し、プロジェクトマネージャとして新規立ち上げプロジェクトを実施。そのプロジェクトが大成功したためその年の年間最優秀賞を受賞。イギリス、中国に赴任し中国では1,000人の中国人がいる大小100個近くのプロジェクトを同時にマネジメントする。
多くのプロジェクトをマネジメントする上で、成果が上がるプロジェクトは、メンバーがイキイキワクワク楽しそうに働いている、チームパフォーマンスを上げる関係性の質や、心理的安全性、個々人のリーダーシップ育成に興味を持ち始める。
17年働いたIBMを退職後、2013年に合同会社CCCを設立。企業の経営層やマネージャー向けに意識変容を促すリーダーシップ育成などを行う。2016年に一般社団法人イマココラボを設立。
趣味はサーフィン。東京と湘南の2拠点生活を実施中。
著書『「先読み力」で人を動かす』（2008年出版）は、5万部を超えるベストセラーに。韓国、台湾でも出版される。
（※補足：この本は前述した28歳の時に出会ったプロジェクトマネージャから学んだビジネスの型を本にしたものを35歳の時に書いたものです。当時、副業が世の中的にメジャーではなかったので会社員という立場で本を出している人が皆無で、その観点で驚かれました）