イベント概要
好評につき、第2回 SDGs富山体験会を開催します。
SDGsをもっと理解したい方、この壮大な行動計画をいったいどうすれば成功させることができるのか探求したい方、自分の活動にこのゲームを使いたい方、なんだかよくわからないけど興味がある方、などSDGsに関心がある方であればどなたでも参加できます。
好評につき、第2回 SDGs富山体験会を開催します。
「SDGs」とは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称で、2015年9月の国連サミットで採択された国際社会が協力して目指すゴールです。2030年に向けた17の大きな目標と、それらを達成するための具体的な169のターゲットで構成されています。
以下は同国連サミットで採択された「我々の世界を変革する:
持続可能な開発のための 2030 アジェンダ」からの抜粋です。
—
70年前、以前の世代の指導者たちが集まり国際連合を作った。彼らは、戦争の灰と分裂から、国連とそれを支える価値、すなわち平和、対話と国際協力を作り上げた。これらの価値の最高の具体化が国連憲章である。
今日我々もまた、偉大な歴史的重要性を持つ決定をする。我々は、すべての人々のためによりよい未来を作る決意である。人間らしい尊厳を持ち報われる生活を送り、潜在力を発揮するための機会が否定されている数百万という人々を含む全ての人々を対象とした決意である。
我々は、貧困を終わらせることに成功する最初の世代になり得る。同様に、地球を救う機会を持つ最後の世代にもなるかも知れない。
我々がこの目的に成功するのであれば 2030 年の世界はよりよい場所になるであろう。
—<引用ここまで>—-
国連加盟193ヵ国が共に描く行動計画として、17のゴールと169のターゲットが採択されていること自体が偉業であるともいえるのですが、同時にこれから進む道にもさまざまなチャレンジがあるのも事実です。
シミュレーションゲーム「SDGs2030」はこれから我々が進む15年間を体験するゲームです。
5月16日富山で第1回目の体験会を開催しました。参加者の感想は以下になります。
———–
ふりかえると、短い時間にいろんなことが起きていたと思いました。その時、自分は何を感じ、どう思って、どんな行動をしていたのかといろいろと考えています。ふりかえりの要素がいろいろとあって、人それぞれ感じることも違うんだろうなぁと、またそれを共有するのが楽しかったです。
K.Mさん
今回のゲームは世界のバランスというエッセンスを強調し、短時間でシステムの流れがわかる貴重なゲームだと思いました。(中略)宇宙地球号に乗っているような感覚になりました。環境問題を考えるというよりは、地球を共有する感覚を疑似体験する模擬国連LITE板という印象でした。
K.Fさん
地球上の問題と向き合う良い機会になった気がします。自分は国際協力活動をやっているのですが、改めてこれからの世界との関わり方を考えさせられました。周りの知人にも紹介したいと思います。勉強会に参加するときに参加者全員と交流することはなかなかないのですが、SDGsゲームではほとんどの参加者の方と交流することができたので、アイスブレイクツールとしても活躍しそうですね。
S.Iさん
感想は、めちゃくちゃ楽しかったです!!が正直な感想です。
単なるゲームにも関わらず、色々考えさせられましたし、いろんな気づきをいただきました。全員の方と直接話をしてなくてもなんだか最後には皆さんとの一体感を味わってました。Fさんが言っている、地球を共有する感覚を疑似体験する、まさしくそうだなと思います。
S.Mさん
他のグループの方々と交流し、まわり=環境や世界などに視点が移ると思考や行動が変わっていくのを実感しました。また、ぜひ大学生や高校生にも体験してもらいたいと思いました。スマホでのゲームに比べ、リアルに交渉したり、自分で働きかけたりすることはとてもよい体験になると思います。
M.Aさん
ゲーム後の参加者による振り返りも、それぞれが異なる意見を出していて、「この人はそんな風に思うんだな」と参考になりました。稲村さんの「自分が見たいように世界を見て、振り返りたいように振り返る」と言う言葉が印象的でした。
SDGsの17の目標と169のターゲット。ゲームを通してこれらを身近に感じられ、その意味と、自分のできることを考える一歩になったと思います。
C.Fさん
これまでもビジネスゲームは何種類か体験させて頂いた事はありますが、このSDGsは自己の利益追求中心の考え方とは違って、自分も周囲も豊かになる為に必要な考え方が体感出来、終わった後も穏やかな気分で楽しめました。自分の利益は実は他人の利益にも繋がっているという言葉がとても府に落ちました。
Y.Kさん
また、ゲームをする中で、もしここがこうだったら、ゲームではどうなるんだろう?そして、現実に置き換えると世界はどうなるんだろう?と考えるきっかけになりました。良い経験をさせていただきありがとうございます!うちも幼児ー小学生の教室をやっているので、子どもたちにもやらせてみたらどうなるんだろうと興味わきました。
T.Kさん
頭の中が「競争」から「協調」に思考が変わる体験。自分の意識の中の世界が一回り広がるとても楽しいゲームです。
Y.Kさん
※5月16日体験会の様子はこちら
http://gc-labo.org/2016/05/17/toyama/
———–
SDGsをもっと理解したい方、この壮大な行動計画をいったいどうすれば成功させることができるのか探求したい方、自分の活動にこのゲームを使いたい方、なんだかよくわからないけど興味がある方、などSDGsに関心がある方であればどなたでも参加できます。
・持続可能な開発とは?<YouTube>
https://www.youtube.com/watch?v=1c48vhokWLQ
・歴史に残る取り組みが2016年こっそりとはじまっている<ゲームチェンジラボ>
http://gc-labo.org/2016/04/06/sdgs/
【日時】
6月15日(水) 19:00~22:00
【会場】
教育文化会館 集会室
http://www.bunka-toyama.jp/kyobun/
Googleマップ
https://goo.gl/Pn8QMw
富山県富山市舟橋北町7−1
【参加費】
2,000円
【参加人数】
25名
【申し込み方法】
facebookの参加ボタンを押してください
【主催】
ゲームチェンジラボ
http://www.gc-labo.org/
◆ゲームチェンジラボとは?
ゲームチェンジという言葉には2つの意味が込められています。
ひとつは、まるでゲームの流れやルールが変わるように、従来からのパラダイムが転換する時代(=ゲームチェンジの時代)を私たちは生きているという意味です。
もうひとつは「ゲーム=ただの遊び」という認識が変わるという意味です。ゲームの持つエンタテイメント性や人を熱中させる力は本来学びにとても効果的です。なぜなら人は熱中することによって最大限に学ぶことができるからです。
つまりゲームという手法によって、ゲーム(今の世界の当たり前)を変えること。それがゲームチェンジラボの目指すところです。
◆ファシリテーター
稲村 健夫(ゲームチェンジラボ)
1999年からベンチャー企業の創業や海外現地法人の立ち上げなど全力でビジネスに取り組む。2011年ごろから満たされない渇望感をきっかけとして、自分自身の在り方に関する探究をはじめ、その後人の変容や組織開発に関わるプログラムに携わる。
2015年からビジネスゲームを使った学びをファシリテートする中で、ゲームを使ったポジティブアプローチの力に気づき、20代からずっと関心のあった社会システムの在り方にこそ、ゲーム×ポジティブアプローチが機能すると考えて、ゲームチェンジラボを設立。
◆ホスト
池田将人 (株式会社フロー 代表取締役)
向 早苗 (はちどりバンクとやま 代表理事)